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積丹半島をぐるりと取り囲む国道229号。今回はその国道229号の積丹町東部から北部にかけての廃道を探索します。大きく分けると、古平町と積丹町の境界となる厚苫岬、半東北部の武威岬からワリシリ岬にかけての二箇所となります。
 
積丹町は積丹半島の先端部分を占める町です。積丹岬や神威岬などの景勝の地を持っていますが、中でも神威岬は古来より交通の難所中の難所として立ちはだかってきました。国道229号も神威岬から西側の難所を用意に超えることができず、ここに道路が開通して積丹半島の一周が成ったのはようやく1996年のことでした。
1982年までは半島中央部を横断する現在の道道古平神恵内線が国道229号であり、今回探索する積丹町の区間は道道神恵内入舸古平線でありましたのでので、今回探索する遺構群は国道としてよりも道道として活躍した期間のほうが長い、あるいは国道に昇格する前に廃止となったために国道229号にはなったことのない遺構が多く含まれることになるはずです。

探索日は11月12日、天気の悪い日でした。雪が降る前に行きたいということで急に決まった探索ですので、天気の良い日を選ぶ余裕が無かったのです。もちろん、今回もいつもどおり天空開発と一緒の探索です。天空開発も自身のサイトでレポートを掲載しますのでそちらも併せてご覧になることをお勧めします。
また、国道229号積丹半島区間の現道については当サイト国道レポート内の国道229号レポートにて紹介していますので、そちらもご覧になって頂けるとより理解しやすいかと思います。
 
  レポート目次  

第1部 厚苫岬(厚苫トンネル)


第2部 武威岬(西河トンネル旧道1)

第3部 武威岬(西河トンネル旧道2)

第4部 武威岬(武威トンネル旧道1)

第5部 武威岬(武威トンネル旧道2)

第6部 武威岬(武威トンネル旧道3)

第7部 武威岬(武威トンネル旧道4)

第8部 来岸トンネル

第9部 ワリシリ岬(余別トンネル)
 
参考文献等
・『北海道道路史』、北海道道路史調査会編、平成2年
・『道路トンネル大鑑』、土木界通信社発行、昭和42年
・『北海道の道路トンネル 第1集(1933-1986 年)』、北海道の道路トンネル第1集編集委員会編
・1:25,000地形図 余別、国土地理院、平成19年
・1:25,000地形図 余別、国土地理院、昭和61年
・1:50,000地形図 余別、国土地理院、昭和61年
・1:25,000地形図 美国、国土地理院、平成12年
・『空撮ガイド 海釣り北海道―日本海・西太平洋』、週刊釣り新聞ほっかいどう編、平成18年
・『(昭和39年3月31日現在)主要道々、一般道々、開発市町村道 1級国道2級国道橋現況調書 附 トンネル現況調書』

※地図として国土地理院発行の地形図を使用していますが、国土地理院の定めるところに従っており、著作権を侵害するものではありません。即ち、ウォッちず等web上で公開されているデータを利用したものではなく、紙面により刊行されている地形図を使用していること、あくまでも補助的な利用としてとどまること、出典を明記すること、です。(ウォッ地図のFAQから詳しいガイドラインを閲覧できます)

※2007年12月10日のレポート公開後、掲示板にて新たな情報を頂くなどして真相の解明が進みました。それを受けて2008年9月30日に全面的にレポートを改定し、第二版としました。主な変更点としては、当初名称不明としていた隧道の正体がわかったことなどです。掲示板などで貴重な情報を提供してくださった皆様、ありがとうございました。なお、公開当初のレポートもアーカイブとして公開しております。興味のある方はこちらのリンクからご覧ください。
 
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