国道278号とは
国道278号は函館から恵山方面をぐるりと回って森に至る、ほぼ全線が海沿いの道です。その海岸線は、旧道の宝庫・国道229号に似て断崖絶壁続く険しい箇所が多く、それゆえに国道229号と同様、多くの旧道を抱えています。
|

国道278号 |
今回レポートするのは、函館市、もっと正確に言えば平成の大合併による新しい函館市ができる前は恵山町と戸井町の境界となっていた日浦岬にある旧道遺構です。そのルートを示すと以下のようになります。
|
 |
赤いのが現国道。岬の部分は日浦トンネルでスルーしています。旧道は概ね岬の外輪をなぞる形で敷設されており、現在、灰色で示した部分の旧道はなんらかの形で現役の道として利用されていますが、緑色で示した部分は完全な廃道となっています。
この日浦岬には素彫りの隧道が複数存在するということを以前から確認しており、機会があれば行ってみたいと思っていました。今回、やっと機会を得ることができたので踏破に挑戦します。
地形図で予め確認してみましたが、道路跡らしき地形が岬の外側にへばりつくように存在していることが確認でき、おそらくは4つの隧道が存在していると予想を立てることができます。下にそれを示します。地形図の上にポインタをのせると、航空写真に切り替わります。
|

地形図:1/25,000地形図からスキャン
航空写真:国土画像情報 国土交通省 |
現道である日浦トンネルの竣工は1973年3月、供用開始はその年の12月ということです。航空写真は開通3年後に撮影されたものになりますが、この航空写真からは、旧道となってから3年の段階では路面はしっかりと残っているように見えます。しかし廃止からすでに30年以上の歳月が経過している2006年現在、どの程度残っているのか、隧道は崩壊していないか、不安なところです。
なお、今回の探索は、前回、国道229号を探索した時と同様に天空開発と行いました。天空開発のサイトでもこの探索のことがレポートされるようです。当サイトでは私の目線、天空開発のサイトでは天空開発の目線でのレポートとなりますので、あわせてご覧下されば面白いと思います。 |
レポート本編へ
■第1部
■第2部
■第3部
■第4部 |