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| 一般国道229号 旧道遺構群 イントロダクション |
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一般国道229号は余市から江差へと続く長大国道です。1953年5月18日、二級国道229号小樽江差線として指定を受け、1965年4月1日、一般国道229号となりました。日本海沿いの厳しい地形を走るため難工事を強いられ、全通したのはついこの間、 1996年11月のこと。神恵内村の"西の河原トンネル"の完成により積丹半島一周が可能になり、ようやく全通を見たのです。 |
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日本海沿いは切り立った断崖の連続です。最も初期の道は基本的に海岸線を忠実になぞったもので、曲がりくねった、狭くて危険な道でした。崖崩れなどの被害も多く、時代が進むにつれて危険な箇所がより安全な新トンネルによりパスされるようになりました。現在も急ピッチで新トンネルが掘削されています。 それゆえ、国道229号は旧道・廃道の宝庫となっているのです。 |
| しかし安全な新ルートに切り替えても尚、危険を払拭することはできませんでした。 新ルート切り替え事業の一部として1984年11月、海岸沿いの狭隘区間をパスする新トンネルが竣工しました。1,086mの長さを持つそのトンネルは、線形・広さ共に申し分のない近代的で立派なトンネルでした。しかし竣工から11年と3ヶ月後、その近代的だったはずのトンネルは突如、崩落事故に見舞われ、20人の死者と1人の負傷者を出すことになります。"豊浜トンネル崩落事故"です。 事故についてはレポート中で詳細しようと思いますが、本当に国道229号は普通に走行していても、いつ落石くらいあってもおかしくないと思わせられる道です。 |
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今回、そんな国道229号の余市町・古平町の旧道を探索してきました。探索範囲は上の地図の範囲です。ここは"一般国道229号積丹防災『滝の澗工区』"として北海道開発局小樽開発建設部が改良を進めている区間です。工事は大分進んでおり、あとは地図の右端にある『ワッカケ岬トンネル(L=930m)』の完成を残すのみとなっているようです。 地図を見ると現道、旧道、旧旧道、そして掘削中の新道が入り乱れています。古い道ほど海岸線に沿っており、新しい道ほど内陸側をトンネルでパスしているのがお分かり頂けるでしょうか。最も初期の道は山側に入って峠を越えていました。 ちなみに、地図の中央付近、チャラツナイ岬の付近が、豊浜トンネル崩落事故の現場です。 |
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札幌駅併設のショッピングモール、ステラに入っている旭屋書店で国土地理院発行の地図、『1:50,000 古平』を購入し、旧道のめぼしをつけておきました。平成3年のデータでしたので、まだ現役の頃の旧道が掲載されており、重宝しましす。 |
| 今回の探索は、天空開発(Webサイト)と一緒に行いました。当初は、もうすぐ新トンネル完成によってお役御免となる狭小隧道を記録に残しておいたり、地図に載ってる旧道をちょっと探索するだけのつもりだったのですが、当初予定に無かった、どうにも正体のわからない廃隧道を発見。なかなか興奮ものの探索となりました。 |
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レポート本編へ ■第1部 ワッカケ隧道 ■第2部 旧滝の澗隧道(1) ■第3部 旧滝の澗隧道(2) ■第4部 豊浜トンネル旧道 ■第5部 沖歌トンネル旧道(1) ■第6部 沖歌トンネル旧道(2) ■第7部 セタカムイ謎の隧道 ■第8部 古平トンネル旧道 |
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