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| 第14回-後編 |
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ペンギンの散歩が終わったら各自好きなもの同士で方々へ散っていきました。私はスケさんと二人で園内を巡ります。 旭山動物園では各種動物ごとに展示館が設けられており、展示館ではそれぞれの動物にふさわしい方法で観察することができるようになっています。 ペンギンと並んで冬の旭山動物園を代表するのはシロクマで、シロクマ館はいつも大勢の人で賑わっています。水族館のようになっている水槽で水中を泳ぐ姿を観察したり、檻の中の地面に突き出す透明なドームから顔を出して、エサと思って顔を近づけてくるシロクマを間近に見れたり。 パンダとかコアラの様に特段変わった動物がいるわけでもない旭山動物園がどうして日本一になれたかというと、この工夫を凝らした"魅せ方"によるわけです。 |
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旭山動物園は旭川市郊外の小高い丘の斜面に広がっており、ペンギンの本拠地であるペンギン館や、上述のシロクマ館は裾のほうにあります。上のほうにはチンパンジー館やサル山、そしてオランウータン館があります。オランウータンは夏場は屋外にいるのですが、冬は暖かい屋内に入っています。 私はここのオランウータンが結構好きでして、高い壁面にへばりつく足場やロープをヒョイヒョイ伝っていったり時にはジャンプするオランウータン達は何分見ていても飽きません。大きいのが一匹、小さいのが二匹いるのですが、この時は小さい一匹しか目を覚ましておらず、ロープを使って一人遊びしていました。 |
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丘の一番上のほうには、サイやキリン、カバといった動物たちが集まっています。彼らには専門の展示館が無いので、この一画だけは普通の動物園のようです。それだけに人もまばらで、特に奥にいるカバなんて、ほとんど見る人がいません。 ちょうどこの一画を訪れた時、サイが食事していました。沢山食べるんだなあと思っていたのですが、飼育員さんが解説してくれたところによるとこれはほんのオヤツだそうです。じゃあご飯のときはどれだけ食べるんだ…! |
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丘の中腹ほどにある猛獣館。その名前の通り、トラやライオン、チーター、ヒグマといった猛獣が集められています。 動物園で猛獣といえば、奥のほうでずーっと眠ってるものというイメージがありますが、ここの猛獣たちは結構活発に動き回ります。特にヒョウやチーターはぴょんぴょん跳ね回っています。 |
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ここが人気のスポット。金網がオーバーハングになっており、その上に乗っかるヒョウを下から見上げれるのです。思わず下からつっついてみたくなりますが、絶対にいけませんよ。 |
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旭山動物園の定番スポット、アザラシ館の円柱水槽です。アザラシがこの水槽の中を行ったり来たりするのですが、いつ来てもここは大変混雑しています。 アザラシが水槽を通る度にフラッシュがパシャパシャと焚かれますが、動物を撮影する時にフラッシュは絶対に禁止です。動物が網膜を痛めてしまうそうです。それに、動き回る動物を素人が撮影なんかしてもどうせロクな写真は撮れないのですから、いっそカメラなんて仕舞い込んで、ファインダー越しではなく肉眼で動物達を観察したほうがずっと楽しいと思いますよ。 |
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ペンギン館を見ているとき、ちょうどもぐもぐタイムの時間でした。もぐもぐタイムとは給餌を解説つきで見せる催しのことで、大体お昼時に各動物ごと行われています。このもぐもぐタイムは各館の混雑がピークを極める時間であり、ペンギンの水中給餌も水槽の前の客を三十秒おき入れ替えてそれでも全員は見れないほどの行列です。もぐもぐタイムを良い場所で見ようと思ったら、開始20〜30分前にはスタンバイしておく必要があるでしょう。 |
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旭山動物園見学はこれにておしまい。出発します。 ここで車をチェンジして、ラティオのキーをスケさんに渡し、私はアリアの方を運転します。 このアリア、私は良い車だと思いました。ラティオと違って加速もスムーズですし、ハンドル操作にもきびきびと対応してくれます。実に軽快です。このあたりの違いは、車重が100kgほど軽いこととホイールベースが短いことからくるのでしょう。ただ、この車もサイドミラーの位置が後ろ過ぎるのが気に入りません。 |
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運転席まわりはフィットとほぼ同じでしょうか。ハンドルやメーターまわりに違いがあるようです。 私はアリアをかなり気に入りました。しかしスケさんと話してみるとまるで逆で、アリアは駄目でラティオのが好きということです。 走行距離を見てみるとこのアリアは完全に新車で、今回が初の貸し出しだったと思われます。慣らし運転も終わっていない訳で、あまり無茶な走りはできません。もっとも、こんな冬道でしようとも思いませんが。 |
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あさひかわラーメン村というところに行きました。ここにはいくつかの有名なラーメン店が集まっており、各々好きなラーメン店へ散らばります。私はムッシュと一緒に毎度おなじみ山頭火へ行きました。なんか、おにぎりの旅で旭川に来たらいつも山頭火のラーメンを食べている気が…マンネリ化はいかんと思いつつ、しかしやはり私はここのラーメンが好きなので食べてしまうのです。 |
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腹ごしらえしたところで帰路につきます。路面はテカテカで大変危険。周囲の車もゆっくり安全運転です。旭川新道を通って市街地を抜けます。 いつも思うのですが、旭川新道から国道12号に合流するこの交差点、どう合流すればいいのかわかりにくいんだよなあ…路面に白線を引くなりして車を誘導してほしいと思うのですが。 |
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トイレ休憩をこまめに入れられるように、国道275号ではなくて国道12号で帰ることにしました。 国道12号の滝川から美唄までの区間は29.2kmに及ぶ日本一の直線区間ですが、おおむね街の中なので車線変更も多く、途中では工事で軽く迂回させられることもあり、いまいち実感できないのが残念なところ。 北海道に日本一の直線があると言われると、見渡す限りの大平原の中にありそうなイメージがありますよね…しかし実態は街道で、ちょっとがっかりですね。 |
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道の駅"ハウスヤルビ奈井江"で休憩。駐車場は踏み固められた雪でぼっこぼこ。すっごくぼっこぼこ!車が揺れる揺れる。車の天井に頭を打つかと思うくらいでした。スタックするかと思った!車壊れるぞ!除雪しろい! 前年の冬、ここで天空開発と共に吹雪の中の交通量調査のバイトをしたことを思い出します。寒かったなあ… ※左の画像にカーソルを載せると、現在位置と走行軌跡を表示します。 |
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路面はシャーベット状の雪でジャリジャリです。こういう道で怖いのは、対向車や併走車がジャリジャリの雪の堆積している上を走って巻き上げたそれを被ってしまうこと。一瞬にして視界を完全に奪われ、慌ててワイパーをかけます。結構な速度を出して走っている時にいきなり視界が無くなるのは恐ろしいものです。 江別まで国道12号をたどり、美原大橋を渡って国道275号へ移りました。 |
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国道275号の雁来大橋は事故の名所です。冬になると数台を巻き込む玉突き事故の報をしばしば耳にします。なぜそんな事故が起こるかというと、この橋はアーチ状になっていて最初は登り、真ん中を頂点として下りに転じるわけですが、この下りは冬になると恐ろしい凍結路面に変貌するのです。橋を渡ったところにすぐ信号があってよく引っかかるのですが、赤で止まろうとしてもそう簡単には止まれません。少しブレーキを踏んだだけで簡単にスリップが始まる路面です。エンジンブレーキを最大限利かせねばなりません。あわや追突かとヒヤヒヤした経験のある人も多いと思います。更に、自分が停止できても安心はできません。後ろの車が突っ込んでくる可能性があります。恐ろしい橋です。 |
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19:05 札幌に到着、解散となりました。 最近のおにぎりの旅としては小粒な旅でしたが、前回は超長大編でしたし、次回はそれなりに長距離となったので、相殺でしょう。 真冬の道東か…凍結した屈斜路湖、摩周湖でも見てくるかなあ。 |
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