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第13回-第1部
  
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今回の目的地、それは青森
前回引いた国道280号は函館から海を渡って青森へ至る道であり、北海道内にも国道227号・国道228号と重複する区間が存在します。しかし、その区間には肝心のおにぎりが存在しません。つまり、おにぎりを得るためには国道280号の単独区間が存在する青森へと津軽海峡を渡る必要があるということなのです。まじっすかあ。まじですよお。

道路橋や道路トンネルの無い津軽海峡を渡るのはなかなか大変なことですが、このたび意を決して渡ってきました。おにぎりの旅、とうとう北海道脱出です。もうほとんど間違いなく、おにぎりの旅中で最大規模の旅となるでしょう。
2006/11/21(火)
今回の旅は天空開発との二人旅です。本当は10月末の紅葉が見ごろの頃にを予定していたのですが、残念ながら諸事情で延期になり、11月末となってしまいました。この延期がのちのち、旅に色々な制約を課すことになります。

出発の前日、講義をサボって大学生協のトラベルセンターに行き、函館〜青森往復のフェリー券を手配します。乗用車4m未満と二等料金が、通常よりも大幅に安い生協の組合料金で二人往復23,600円也。
NOTEが全長3m99cmということでぎりぎり4m未満料金に収まりました。あと1cmでも長かったら往復で6,000近く跳ね上がるところ。危ない危ない…
 
2006/11/22(水)
20:04

いよいよ、出発です。NOTEに車中泊用の毛布やら調理用のガスコンロやらの物資を込みこんでいきます。
よりにもよってこの日の天気は大荒れ。札幌は10日ほど前の初雪以来となる二度目の本格的な降雪が始まり、海は各地で荒れ模様とのこと。津軽海峡にも波浪注意報が出され、函館〜大間のフェリーには欠航も出ている模様。果たしてフェリーは運航されるのか?無事に青森に渡れるのか?
不安を抱きながらの出発となりました。
21:11

国道230号を中山峠へ向かって走ります。途中、川沿のビックハウスで食料を調達しました。
路面は圧雪アイスバーン。私としては今シーズン初の本格的な冬道なので、勘を取り戻すべく慎重に進んでいきます。
札幌市街では吹雪というほどではなかった雪も中山峠に入った途端に激しくなり、凍結路面も相まってスピードは激減。峠にある道の駅"望羊中山"の駐車場に一旦入ったのですが、あまりの吹雪で視界が全く利かず、出口がわからなくなる始末です。ヘッドライトをつけると吹雪を照らしてしまって地面が見えないので、フォグランプのみで出口と思しきあたりを弄り、ようやく出口を発見、脱出に成功しました。
中山峠を無事に越えると雪も小降りに落ち着きました。フェリーの運行状況が気になっていたので、喜茂別でフェリー会社に運行状況を問い合わせてみましたが、青森行きの運航は通常通りに行われているとわかって一安心です。

22:43

留寿都から道道66号岩内洞爺線に入り、真狩に立ち寄りました。真狩で羊蹄山の湧き水をペットボトル四本に溜め、今回の旅の飲料水とするためです。


※左の画像にカーソルを載せると、現在位置と走行軌跡を表示します。
 
2006/11/23(木)
日付が変わり、11月23日。祝日でお休みの日です。
中山峠で雪のために思いのほか時間を消費してしまい、予定よりも遅れています。フェリーは3:00発ですので、できれば2:00には函館港入りしたいところ。なので、長万部〜八雲は高速道路に入りました。国縫〜八雲の区間はつい一週間ばかし前に開通したばかりのできたてホヤホヤ区間です。
八雲から国道5号、大野新道と進み、大野でガソリンを満タンにしておきます。ここ最近、ガソリン価格が下落を始め、大野ではリッター124円になっていました。まだまだ高いには違いないのですが、一頃と比べると大分落ち着いてきました。
函館港が近づいてきたら、今回の旅のテーマソング(?)である、石川さゆりの『津軽海峡・冬景色』をかけて気分を盛り上げます。
1:48

函館港に到着。概ね予定の時間に到着できました。波浪注意報が出ている割には穏やかな天気です。
乗船手続きを済ませ、ターミナルで地図を見ながら計画を練っているうちに乗船開始のアナウンスが流れます。
車に乗って口を開けた船の前に並びます。乗用車よりも先にトラックが乗船していきますが、何台ものトラックが吸い込まれるように入っていくのは面白い光景でした。


※左の画像にカーソルを載せると、現在位置と走行軌跡を表示します。
やがて乗用車の番が回ってきます。『津軽海峡・冬景色』をがんがんにかけながらフェリーの中へ車を進めます。
車でフェリーに乗るのは初めての体験ですので興奮モノでした。なるほど、フェリーの車両デッキはこのようになっているのか!
床に車を固定するワイヤーの留め具と思われる出っ張りが沢山あって、あまり走りやすいものではありませんでした。車を止め、手荷物を持って船室への階段を登ります。
ガラガラの二等和室の窓際に陣取ります。広い室内には私たちのほかにはニ・三組程度の乗船客しかおりませんでした。

いよいよ北海道を離れ、内地へ。私は北海道を離れるのは高校の修学旅行以来数年ぶりのことなのでワクワクです。ただ、今まで内地に渡った十数回、全て空路か鉄路であり、航路は修学旅行で一度、高速艇を利用したのみ。時間の割と短い高速艇ですら船酔いを経験していたので、今回のようなフェリーは船酔いが非常に心配でした。すぐに寝るとは思いますが、酔い止めをちゃんと飲んでおくことにします。
3:20

定刻道りに出航しました。
出航すると天空開発はさっさと寝に入ってしまいましたが、私はしばらくの間、流れ行く函館の明かりに見入っていました。
すこししたらフェリーの揺れでちょっと酔いかけてきましたが、幸い速やかに眠くなってきたので酔う前に寝付くことができました。

さあ、目覚める頃には青森だ!
 
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