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第11回-前編
  
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2006/9/8(金)
「猿払の海が見たい。」大学の友人であるスケさんが、そういうメールを送ってきたのが月曜日のことでした。とんとん拍子に話はすすみ、ではムッシュも誘って金曜日に行こうかということに。
「そういえば、次のおにぎりがたしか北の方だっけ」と思い出し、地図を広げてみました。
国道239号は、日本海側の苫前町とオホーツク海側の興部(おこっぺ)町とを結ぶ国道です。道北を横断する形になるために、北へ行くのであれば必ず通過することになります。これは丁度良い。

今回の車はレンタカー。スズキのSWIFTを狙って、そのクラスの車をスケさんに予約してもらいました。ラリー好きのスケさんのお気に入りの車でもありますし、私自身も一度運転してみたい車だったのです。

まだバスも動いていない早朝に札幌駅北口でレンタカーを借りる都合上、札幌駅から遥か遠くにすんでいる私は街で一夜をすごす必要がありましたので、前日の夜から駅近くのネットカフェで漫画を読んだり仮眠したりしてすごしました。
 
3:58

月蝕の夜でした。
うまくSWIFTが当たるといいなあとドキドキしながら、札幌駅北口の待ち合わせ場所へ。スケさんはすでに来ていましたが、ムッシュは遅刻してきました。

揃ったところでレンタカー屋へ行き、手続きを。
すると、見事、SWIFTが出てきました。なんと…シャア専用
考えてみれば赤い車って、初めて乗るよ。

今回は運転は三人交代ですが、まずは私がハンドルを握り、国道275号を北上しました。
 
SWIFTを運転してみてまずびっくりしたのは、すごく小回りが利くことです。最初はおもわず、「うわっ!すごいオーバーステア!」と思ってしまったくらい、よく曲がります。あと、アクセルとブレーキのあそびが少し大きい気がしますが、あそびから先は結構激しく利きくような。内装が少し安っぽいかな?走行中、プラスチックが軋むような音が聞こえてきますよ。
 
国道275号はすさまじい朝靄の中で、まるで真冬の地吹雪の中を走っているようでした。フォグランプが欲しかった。
道の駅"つるぬま"で運転をスケさんに代わり、私は助手席へ。備え付けのナビで遊んだりしていました。
国道275号は、一部で国道239号と重複します。しかし、次のおにぎりのことを考えると南の方が出る確率のほうが大きく、それであれば今とってしまうよりも南下する時に撮った方がよいと判断してスルーします。
 
前にも触れたかもしれませんが、私はとても車に弱く、すぐに酔ってしまいます。免許を取るまでは車は最恐に嫌いな乗り物でした。ハンドルを握れば酔わないらしいということを聴いて、車酔い克服のために免許を取ったようなものです。免許取得後、なるほど運転しいていれば車酔いはおこりません。しかし、運転席を離れている場合の車酔いは今でも健在で、今日も眠くならない酔い止めをたんまり飲んできています。薬物って偉大ですね♪さらに、今回の様にレンタカーであれば臭いも無いので割と大丈夫なんです。私にとって、車の臭いが酔いの最たる原因なんです。だから、タクシーとかバスとかは辛いです。
 
国道275号は退屈です。ひたすら退屈です。同じような景色がいつまでもいつまでもいつまでも…
そんな退屈を打破すべく、朱鞠内で道道528号蕗の台朱鞠内停車場線に入りました。国道は朱鞠内湖南岸を回りますが、道道528号は北側を回ります。行きつく先は同じです。

この道路は路面が劣悪です。酔い止めを飲んでいなかったらゲロゲロゲロ〜確実です(食事中の方、ごめんなさい。しかし、食事しながらネットは行儀が悪いですよ!)。


※左の画像にカーソルを載せると、現在位置と走行軌跡を表示します。
8:37

再び国道275号に合流し、道の駅"びふか"へトイレ休憩に立ち寄りました。開店前ですがトイレにスタンプが設置され、24時間押印可能という素晴らしさです。さっそく押しました…が

失敗した…真ん中が薄い!

失敗を取り繕おうと二度押ししましたが、そんなこと失敗するに決まっています。案の定、傷口が広がってしまいました。

さて、ここからは私が運転手です。
10:13

国道275号で浜頓別に。そのあと、エサヌカ原生花園の道を走って猿払へ向かいました。
エサヌカ原生花園の道は道道でもないし、地図にも載っていない場合が多いのですが、私が北海道でもっとも好きな道路のひとつです。よく、道道106号稚内手塩線が、ガードレールもないまっすぐな道が地平線まで続いて感動的と言われます。しかしエサヌカ原生花園の道には、稚内手塩線にはも存在する北海道独特のスノーポールすら存在しないのです。背の低いデリネーターしかない、ほんとうにまっすぐな道が原野の中を延びています。これは感動的な道ですよ。

※左の画像にカーソルを載せると、現在位置と走行軌跡を表示します。
10:31

猿払到着。海以外、特に目的があったわけでもありませんが、道の駅"さるふつ公園"向かいにあるホタテの化石を訪れました。

写真中央の岩がホタテの化石です。

別に、でっかいホタテというわけではありません。一見、ただの岩塊に見えますが、近づいてみると…
ほぅれ、ホタテがびっしり。

キモイヨー!!

こんな風に岩にびっしりとホタテの化石が埋まっています。中頓別鍾乳洞で掘り出された岩で、約4千万年前のものだそうです。
再びスケさんが運転手になり、私は助手席へ。ムッシュは後部座席でお休みに。

南下に転じ、オホーツク海沿いに国道239号のある興部へと向かいます。天気が曇りがちなのは残念ですが、やはり海沿いの気持ちの良い道。後続車も先行車もほとんどおらず、気持ちよく走っていました。




すると、こうなるわけです↓
 
 
 
 
11:27 確保
場所は目梨泊。助手席でボケ〜っと海を眺めていると、ふと何か不吉な物が視界に入った気がし、前方を探ってみると道路脇でパトカーがこちらを向いて隠れているのを発見。「あ!パトカー!」と私が叫ぶや、スケさんは慌てて減速するも時すでに遅し。パトカーは赤色灯を点滅させながら動き始めてしまいました。観念して停車です。

お巡りさんがやってきて、
「運転手さん、ちょっとスピード出しすぎ〜。ここ50km制限なんですよ〜」
「旅行中?」
「じゃあ、ちょっと免許証と車検証持ってこっち来てくれる?」

と、スケさんがしょっぴかれてしまいました。
こんな美味しすぎるハプニングにも動じず、ムッシュはがっつりと寝たまんま…なんて勿体無い。

後で聞いたところで、夢うつつにこのことを覚えているとかいないとか。
 
罪状は19km超過。反則金12,000円、加点2点。
50km制限のところを69kmで暴走するという、極悪非道な鬼畜の所業の代償は高くつくきました。

今回ご招待されたのはスケさんでしたが、たまたまスケさんがハンドルを握っていたというだけで、もし私が運転している番だったら自分が捕まっていたかもしれない状況でしたし、自分自身、一年ちょっと前に同じような状況でお縄を頂戴したことがあるので、とても他人事ではありません。ちょとばかしですが、スケさんに見舞金を出させてもらいました。(ー人ー)ナムナム
 
青い空、青い海、青い看板、そして青い切符。

ああ…世界って綺麗だね。

でもまあ、スケさんは過去2年間無事故無違反の優良ドライバーなので、この程度の軽微な違反だったら3ヶ月無違反で消えてしまいます。
気を取り直してオホーツク海沿いに南下します。

そのうちに、スーパーハウスを積んだトラックの後ろにつきました。しばらくそのまま走っていたのですが、いきなり、バタン!と音がして、トラックから何かが飛んできた…!!!??

と思ったら、積んでいるスーパーハウスのドアが風に煽られて勢い良く開いただけでした。写真のトラック左端で開いたドアがプラプラしていますね。

ああ…びっくりした!
12:35

早く綺麗な身になりましょう。雄武の郵便局で先ほどの反則金を納付。雄武まで南下すると、空はすっかり晴れ渡っていました。


※左の画像にカーソルを載せると、現在位置と走行軌跡を表示します。
すぐ近くにある道の駅"おうむ"へ。
スタンプを押し、切符を購入。すると、なにやら売店一周年記念切符(限定300枚)があるようです。どうやったら手に入るのか聞いてみると、売店でコロッケを3つ買えばオマケでもらえるそうです。
3人でちょうど良いので、コロッケを3つ購入。切符を手に入れました。

さらに南下して興部(おこっぺ)へ着きます。さて、目的の国道239号はここから始まるわけですが、撮影に当たって何かしらのネタが欲しいところ。239の語呂合わせとかで模索しましたが、なかなか上手い具合にいきません。試行錯誤していたら、駄洒落大魔王スケさんが「おこっぺだけに、コッペパンはどうさ」と。

それだ!!
 
早速、Aコープでコッペパンを物色。ピーナッツクリームと粒あんバターがありました。常日頃よりは私はあんこはこしあんを崇拝しており、粒あんは仏敵と見なしておりますので、ピーナッツクリームの方を購入します。

おこっぺの"こっぺ"はこれでよい。では"お"は?
今度は私が思いつきました。
「"尾"が"コッペパン"でどうさ?」

…ああ、くだらないさ!嘲り笑うがいいさ!
興部郊外にあるおにぎりを発見し、コッペパンを尾にして撮影。

国道239号ゲット!(19/48)

おこっぺで、尾がコッペ!!

レストランの前だったので、人の視線が痛いよ…痛すぎるよ。

次のおにぎりを引くのは昼食の時にしようということで、西興部の道の駅を目指します。

※左の画像にカーソルを載せると、現在位置と走行軌跡を表示します。
 
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