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第3回-前編
 
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2005/12/28(水)

しばらく暇が持てなくて、前回の旅から2ヶ月近く経ってしまいました。お待たせしてごめんなさい。この2ヶ月の間、他に遠出もしていないので久しぶりの長距離ドライブとなります。この間に北海道はすっかり雪に覆われてしまいましたので、冬道のカンを取り戻しながらまったり行こうと思います。
 
今回の目標は国道272号(釧路〜標津)。釧路市中心部が起点ですが、重複している国道44号のおにぎりしか無いはず。単独区間に行く必要があるでしょう。そうなると札幌から近いのは、釧路町の国道44号から分岐したあたりですので、そこを目指します。
天気予報によるとこの日は全道的に荒れ模様のようですが、有難いことに釧路地方だけは晴れ予報でした。
おにぎりの旅 第3回-前編 0:57

12月に入っても雪が降らない積もらないと呑気に構えていた札幌ですが、ここ数日でどーーんと大雪。旅の前日も豪雪に見舞われました。札幌は漂白でもされたかのように白くなり、路面もご覧の通りのアイスバーンです。

さて、本日は日付が変わった頃の出発です。やたらと早い出発ですが、なにせ釧路は遠いですし、年末なので渋滞が予想されます。朝になって交通量が増える前には帯広を通過しておこうという腹積もりです。

今回の旅のお供は、前回国道272号のカードを引いたNと、私と同じ学部の友人、ムッシュ。Nは二回目、ムッシュは初のおにぎりの旅参加となります。今回のドライブのきっかけは、そのムッシュがどこか行きたいと切り出してきたので、ちょうどいい、おにぎりの旅に連れて行こう!と思いたったことにありました。
まずはこの二人を拾った後に、ガソリンを満タンにしておこうと新川のモダへ。モダのガソリンはとにかく地域最安値なので、札幌に限らず道内あちこちで必ず利用させて頂いています。今日のモダ新川は会員価格119円くらいだったのですが、うっかり会員カードを忘れてしまい、一般価格だと125円。それは馬鹿らしいので、新道沿いのエネオスへ行って、こちらの会員カードを使用してリッター120円のガソリンをタンクにギリギリまで詰め込みました。ギリギリまで詰め込めば600km強は余裕で持つはずですが、釧路ともなるとやはりどこかで給油する必要はあるでしょう。しかし地方はどこも高い。モダのカードを忘れたのは痛かった。
 
おにぎりの旅 第3回-前編 1:24

こんな時間にもかかわらず、札幌市内はそれなりの交通量。信号も多く、札幌を出るだけでかなりの時間がかかってしまいました。国道274号沿い、ローソン北広島西の里店で缶コーヒーなど補給しておきます。
雪はまだちらつく程度ですが、風はかなりのものがあります。
おにぎりの旅 第3回-前編 ずーっと国道274号を辿っていきます。北広島の道道46号交差点を過ぎた辺りからは周囲が農業地域となって風を遮る物が何も無くなるので、地吹雪が傍若無人に道路を嘗めまわしています。そのおかげで視界はただでさえ悪いのに、トラックなど大型車とすれ違う度に路面の雪が舞い上げられ、視界が一瞬、ほぼ完全に奪われます。長沼町、由仁町の概ね真っ直ぐな区間でも、油断せずに慎重に、ゆっくりと進んで行かざるを得ません。
おにぎりの旅 第3回-前編 2:20

やがて山道に入ると、天候と視界はいよいよ悪くなっていきます。夕張紅葉山の市街地もご覧のような荒れ模様です。
この時間に国道を行き交うのは大型トラックばかりで、一般車は全くと言っていいほど見かけません。
この辺りの山道は視界こそ悪かったのですが、路面は概ねしっかりとしまった圧雪状態で、案外安心して走ることはできました。


※左の画像にカーソルを載せると、現在位置と走行軌跡を表示します。

おにぎりの旅 第3回-前編 私の愛車は車高が低いので視界が悪くなりやすく、どうしてもスローペースにならざるを得ません(といっても、制限速度は出ているのですが)。なので、後続車が迫ってきたら道を譲りつつマッタリと進んできました。
しかし、時にはそんなスローペースを更に上回る超スローペースのトラックや作業車に出くわすこともあります。残念ながら彼らはほとんど道を譲ってくれませんし、夏ですら追い越しの厳しいこんな山道で追い越すわけにも行かず、ひたすら我慢を強いられます。日高市街地を目前に出くわしたこの写真のトラックもそんな一台で、常に制限速度マイナス10km程で走っていました。
おにぎりの旅 第3回-前編 3:20

道の駅"樹海ロード日高"に到着。これから日勝峠に挑むにあたり、トイレ休憩をとります。
ここの道の駅に併設されているセイコーマートは日本一の売り上げを誇るそうで、それは即ち宇宙一の売り上げを誇るセイコーマートだと話しに出したところ、Nが「そうとは言いきない。他の星にもセイコーマートがある確率が云々」と言い出しまして、ああ、それは確かにそうだよなあ。可能性として0ではないよなあと思いつつトイレに駆け込みまた。
トイレには近辺での死亡事故の状況等の張り紙があり、それにビビリつつ出発です。
おにぎりの旅 第3回-前編 3:52

日勝峠に入ります。日勝峠はその名前の通り、日高国と十勝国を連絡する峠であり、札幌圏と帯広圏・釧路圏を繋ぐ道東の生命線です。
しかし、この峠は非常な難所として有名です。札幌帯広間に立ちはだかる"壁"であり、特に冬は死亡事故が絶えず、一年に数十人が死傷する魔の峠です。現在、道東自動車道がこの峠をパスしようと建設中で、これが完成したら事故が激減するばかりではなく、札幌帯広間の人・物の交流に革命的な変化をもたらすでしょう。
おにぎりの旅 第3回-前編 札幌帯広間の物流の要だけあって大型トラックが大量に。それも皆さんビュンビュン飛ばし、熾烈なデッドヒートが繰り広げられています。私は登坂車線に引っ込んで、高速トラックには先に行ってもらいましょう。大型車に高速で追い抜かれる度に、三人で「お〜」って声があがります。
おにぎりの旅 第3回-前編 実は私、日勝峠は国道の峠としてはわりと好きです。なぜなら、日勝峠は登坂車線が多いので、我慢ならないほどスローペースの車がいても追い抜くことができますし、なによりも自分がゆっくり行きたい時は道を譲れますので、後続車のプレッシャーを感じずにマイペースで登ることができるからです。ストレスを感じずに峠道を楽しめる、良い峠だと思います。
とはいえもちろん、いくら自分が安全運転していても貰い事故の危険はありますし、自分自身のミスだって有り得るのですから、気を抜くことはできません。

雪は降り続けています。相変わらず風は強いです。

※左の画像にカーソルを載せると、現在位置と走行軌跡を表示します。
おにぎりの旅 第3回-前編 4:28

日勝峠を越え、清水町の市街地で国道274号から国道38号に乗り換えます。
峠を越えて電波が入り始めたカーラジオによると、昨日からインフルエンザの流行が始まったそうです。予防接種してないので注意しておかねば。下手に患って講義をこれ以上欠席しては単位、ひいては卒業の危機です。皆様もお気をつけて。
おにぎりの旅 第3回-前編 4:59

真っ直ぐ真っ直ぐな国道38号の、雪もほとんど積もっていない良好な路面を快走。あっという間に帯広市へ。
夕張から清水まで延々山道を走ってきたので、かなりガソリンを喰ってしまいました本当はこの38号沿いのモダで給油しようと思っていたのですが、カードを忘れてしまったのでスルー。返す返すも痛い。
雪はパラパラとちらつく程度に収まっています。ふと気がつくと、いつの間にか助手席のムッシュは寝入っています。
おにぎりの旅 第3回-前編 6:23

先の合併によって誕生した釧路市の飛び地、もともとは音別町だった地域を通過する頃、だんだんと空が白んできました。雪は相変わらずちらついています。釧路の天気は一日中晴れ予報だったのに、空は一面雲に覆われている様子。大丈夫かなあ?と少々不安になってきます。
おにぎりの旅 第3回-前編 6:57

海沿いの道の駅"しらぬか恋問"にて休憩。めちゃくちゃ冷え込んでいます。この時、気温はマイナス8℃ほど。ムッシュは寝てるので、Nと一緒に凍えながら浜辺に降りてみると、砂浜の砂までカチンコチン!へえ。砂って凍るんだ…と少々ビビる。
空も大分明るくなり、東の方には雲の切れ間から朝焼けが拝めました。雲もだんだん薄くなってきて、どうやら晴れる気配です。


※左の画像にカーソルを載せると、現在位置と走行軌跡を表示します。
おにぎりの旅 第3回-前編 7:41

国道38号を東進して釧路市に入ります。中心部を避けるため、釧路市街の外側を走る釧路環状線に入りますが、除雪が十分ではありません。細かく砕かれた氷で厚く覆われた路面はまるで砂浜のよう。さらにその下にはタイヤで磨かれた氷の路面・"ミラーバーン"が隠れており、走り難きことこの上なし。慎重に慎重にアクセルを踏みますが、信号で停まって発進するたびにお尻をフリフリしてしまいます。
おにぎりの旅 第3回-前編 7:55

空はすっかり青く晴れ上がりました。天気予報は確かだったようです。釧路環状線から国道44号に入りますが、やはり重複しているはずの国道272号のおにぎりはありませんでした。釧路市を出て釧路町をしばらく走って、目標の国道272号単独区間に入ります。入ってすぐにおにぎりがあったのですが、周囲に車を停める余地がなく、やむを得ず先に進みます。
おにぎりの旅 第3回-前編 8:02

数キロ走ったら道が広くなり、路肩に停める余地のある場所にちょうどおにぎりを発見。これ幸いと車を停め、行き交う車が途切れたところでNに頼んで撮影…が、しかし、ちょうど撮ろうとしたら車が列を成してやって来て、ああ、恥ずかしい…

とにかく、国道272号ゲット!!(3/48)


※左の画像にカーソルを載せると、現在位置と走行軌跡を表示します。

車内に戻り、今度はムッシュに次のカードを引いてもらいました。今回、ここまで東に来たのですから、道東をもう一箇所くらいゲットしてから帰りたいものです。理想としては国道44号。逆に最悪のパターンとしては、道南方面をひかれることですね。
 
おにぎりの旅 第3回-前編 じゃんじゃ〜ん

国道237号!
国道237号は旭川と日高の浦河町を結ぶ国道で、旭川〜美瑛〜富良野の辺りの区間は花人街道と呼ばれるほど、花咲き乱れる美しい景色の広がる国道です。日高の門別町から浦河町までの太平洋沿いの区間は国道235号と重複しています。
朝も通ってきた国道274号と日高町で交わっているので、同じルートで帰れば容易にゲットできます道東でなかったのは残念ですが、帰りがてらゲットできるのですから、贅沢は言えません。カードを引いたムッシュも、もう少し道東を引ければ…と、くやしがっておりました。
 
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