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第1回-第1部
 
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2007/12/26(水)
 
道の駅の旅最初の目的地は猿払村の"さるふつ公園"です。いきなり最北の道の駅ですから、第1回にしておそらく道の駅の旅最北の旅となるのでしょう。初回の同行者は天空開発です。おにぎりの旅ではおなじみの彼ですが、大学卒業後は本州へと帰ってしまうので、道の駅の旅には何度参加してもらえることか…
 
道の駅"さるふつ公園"は、宗谷支庁猿払村にある道の駅で、札幌からは最短経路で約350kmの距離にあります。
2:19

天空開発を乗せ、深夜の札幌を出発。札幌はここ数日雪が続いており、路面はアイスバーンの上に粉雪がまぶされたような状態です。しかし今日は全道的に天気が回復するということで、今は札幌も星空が広がっています。この先も好天に恵まれると良いのですが。
猿払を目指して国道275号を北上していきます。深夜は除雪車が活躍する時間で、沿線市街地ではあちこちで除雪作業が行われていました。そのため片側交互通行で何度か停車を強いられますが、まあ、そんな長時間でもありません。もともと交通量は少ない時間帯のことですし、非常にスムーズに浦臼、新十津川と進んでいきます。

ふと天空開発が、知駒峠を越えるのはどうかと口にしました。知駒峠は道道豊浜中頓別線にある峠で、内陸にありながらも遠く利尻富士までが見渡せる眺望の良い峠として知られていますが、私は残念ながら夜に一度走ったことがあるだけで、その好景観を知りません。これはいい機会かもしれないと、知駒峠を経由することに。
となるとルートの都合上、このまま国道275号を行くのではなくオロロンラインで北上したほうが良いことになります。
実のところ札幌-留萌間は海沿いの国道231号を行こうと国道275号で深川周辺を経由して行こうと時間距離共に大差ありませんので、今からでも問題ない経路変更です。そのまましばらく国道275号を進み、北竜ひまわりICから深川留萌道に。そして留萌についたのが5時前のことでした。
留萌からはオロロンライン国道232号でさらに北上、小平町のローソンで買ったブラックブラックで頭に刺激を与えながら進みます。

※左の画像にカーソルを載せると、現在位置と走行軌跡を表示します。
今はちょうど、一年でもっとも日の短い時期です。七時前になってもまだこの程度の白みで、月も煌々と輝いています。

オロロンライン北部はひとつの町村にひとつの道の駅が存在している道の駅密集地帯ですので、この先何度も足を運ばねばならないであろうやや面倒な地域です。今回の旅でそのうち一つでも潰しておければよいのですが…まあ、そうそう都合よくはいかないでしょう。
天塩町で国道232号から道道丸山天塩停車場線、道道六志内西雄信内線、道道豊富遠別線と乗り継いで国道40号へ。その後東進して道道上問寒別寒別停車場線に移って幌延町に入ります。
道道上問寒別寒別停車場線に入ったところの電光掲示板によると気温はマイナス15.4℃とのこと。さすがに道北は冷えるなあ。後に知ったところではこの日は特別強力な寒波が北海道に来ていたらしく、この日は一日中大変しばれました。
7:40

私と天空開発がドライブをするようになった当初から、ずっと持ってきたテーマがあります。いわゆる"秘境駅"です。
秘境駅とはその名前のとおり、極端に周辺人口が少なく利用客もほとんどいないような駅のことで、"秘境駅へ行こう"というサイトによって広められた概念です。
私は鉄道マニアというわけではありませんが、道という観点から鉄路も興味の対象です。その重要な付属物として駅にもある程度の興味が向いてますが、秘境駅特有の存在意義の疑わしさには特に興味を惹かれます。
今回の旅の行程にも宗谷本線の秘境駅をいくつか組み入れていまして、その最初の秘境駅がここ糠南駅です。ここはかなりの秘境駅で、駅周辺は一面の雪野原。人の気配が全く感じられません。

※左の画像にカーソルを載せると、現在位置と走行軌跡を表示します。
一両分の長さのホームは板切れの非常に簡素なもの。一応待合室があるのですが、それは完全に物置です。その中には人一人が腰掛けることのできる簡素なイス(木製のハコを裏返して座布団を乗っけたもの)が置かれていますけど、居住性は…低そうだなあ。あんまりこの中で列車を待ちたくは無いですが、ネットで検索してみると、ここで駅寝をしたつわものもいるようです。


待合室の中
時刻表を見ると、こんな駅でも一日五本(上り2本、下り3本)の列車が停車しており、約十分後に上り普通列車が停車するようです。よく、都会と田舎では「次の列車はすぐに来るよ」と言った場合のすぐの感覚が全く違うといいますが、この地での10分=都会の10秒と言っても良い程かもしれません。なにせ、始発であるこの上り列車を逃せば、次の上り列車は9時間後の終発になってしまいまうのですから。

ここで天空開発がこの駅から汽車に乗りたいと言い出しましたので、私は天空開発を一人残して車で隣の問寒別駅まで先回りし、彼を待つことにしました。
問寒別駅で待つこと数分、一両編成の汽車がやってきて天空開発が降りてきました。この駅はある程度の集落の中にあるので、この汽車を利用する人もそれなりにいました。

ガソリン残量が心細かったのでこの問寒別の集落で給油したかったのですけど、ホクレンのスタンドへ行っても営業時間内らしいのに誰もおらず、仕方ないので峠の向こうの中頓別まで行くことにします。
 
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