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区間6 黒松内町道道9号交点→茂津多岬

第4部 道の駅"よってけ!島牧"→穴澗トンネル
 
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道の駅を過ぎると市街地に入りますが、追越禁止が解除になります。また、山奥にあって千走川にかかる賀老の滝への入り口があります。賀老の滝は日本の滝百選にも名を連ねている、北海道を代表する滝の一つです。
原歌の集落を通過します。

第2部で説明したように、歌という文字はアイヌ語で砂浜を意味する"オタ"を語源に持っています。ここ原歌は"広い砂浜"という意味で、高い防波堤で隠れてしまっていますが、広めの砂浜が存在しているのです。
北海道の地形は概ね太平洋側に平坦で、日本海側に険しくなっていますが、この理由を説明したアイヌの神話があります。
創世の昔に男神が太平洋側の地均しを、女神が日本海側の地均しを担当したところ、女神は途中で女友達と会って長話をしてしまい、ろくに地均しをできなかった、と。
地図中1

女神のおさぼりの結果から道路を守るため、このあたりには覆道が多く設置されています。まず最初に出会うのが原歌覆道。
地図中2

続いて植車覆道。

島牧という地名は、アイヌ語"シュマコマキ"が語源ですが、その意味は"背後に岩がある"です。海の背後にはすぐに断崖絶壁が連なるこの辺りの地形をよく表した名称ですね。
地図中3

そして穴澗覆道。
原歌覆道、植車覆道、穴澗覆道はほぼ連続して存在します。

これら三本の覆道には、恐らくそれぞれほぼ対応した位置に一本ずつ、三本の素掘り隧道があった記録があります。蒲原磯1号〜3号という名称の、いずれも50m程で1934年に掘られたものです。そのうちの一つと思われる遺構が今でも残っています。
地図中4

岩塊を貫く穴澗トンネル(L=340m)をくぐります。
地図中5

木巻岬と名づけられる、やや海へと張り出した地形の手前にも三本の覆道が連続しています。まずは木巻覆道。
地図中6

やや距離を置いて、何故か同名の木巻覆道が続きます。
地図中7

その直後にやや長めの新木巻覆道。この覆道連続区間において、もっとも立派な覆道です。
地図中8

木巻岬を過ぎて2km程走ったところで、短い第一栄浜覆道をくぐります。
地図中9

その後すぐ、ほぼ同じ姿をした小田西覆道。覆道連続区間はこれで一段落となります。
地図中10

小田西川を渡り、栄浜トンネル(L=220m)を潜り抜けます。
 
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