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鹿追糠平線 第1部
起点→白樺峠
 
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国道274号の、実に十勝らしい長い長い直線道路が続く一画に、鹿追糠平線の起点はあります。
道幅も広くて見通しもよいのですが、路面はややデコボコしていますのであまりスピードに乗ると同乗者が酔うこと必至です。
最初のうちは国道274号に引き続いて十勝らしい直線が続きます。
起点から1kmほどで道は右に45度ほど折れ曲がり、さらに1.5kmほどで左へ向き直ります(地図中1)。
その左カーブの右手には道道593号屈足鹿追線が分岐し、国道274号と繋がっています。
鹿追糠平線のここまでの区間と屈足鹿追線は、瓜幕市街を走る国道274号を行くよりも早いために、狩勝峠〜士幌間の裏道として利用されています。

また、この道路は珍しいことにキロポストが縦型です。縦型のキロポストというのは、このあたりの道道では時々見かけます。しかし他の地域ではあまり見たことがありません。

なんで縦型なのでしょう?信号機が縦型であるのと同様で積雪への対応でしょうか?でも、だとしたら豪雪地帯の後志などでは見られないのが変だなあ。
地図中2

4kmほどの長い直線を走ると、右カーブ。直進方向は菅野温泉や然別峡へ向かう盲腸線・道道1088号然別峡線です。このカーブの箇所にはチェーン着脱場があります。
このあたりで十勝平野とはさようなら。道路は十勝平野を縁取る山の中へ入っていきます。
先の右カーブから300mほど行くとゲートを通貨します。
森の中、長めの直線。いかにもスピードに乗ってしまいそうですが、動物の飛び出しには注意!キツネくらいは飛び出してくるものと思いましょう。
直線から先は山道です。西ヌプカウシヌプリという、舌が絡まりそうな名前の山の中腹を登っていきます。
北海道の山の名前の接尾語としてよく見る"ヌプリ"とは、"山"の意味のアイヌ語ですという豆知識。さらにヌプリをひらがなで"ぬぷり"と書くと、なんかエロチッ(以下略)

このあたりの区間では、ところどころ数箇所には簡易な駐車帯が用意されています。
地図中3

やがて右側に大きな駐車場。扇ヶ原展望台です。ここで起点から約13kmほどになります。
 





扇ヶ原展望台
西ヌプカウシヌプリ中腹から十勝平野を眼下に見渡す好景観。よく晴れた日には遥か太平洋まで見渡せるということです。トイレやベンチもあるので、ちょっと休憩にはもってこいの場所でしょう。
この展望台は来るたびにキタキツネが数匹集まっているのですが、多分観光客が餌付けしたからなんでしょう。北海道では道路に出てくるキタキツネに餌を与えている観光客をしばしば見かけます。そりゃ可愛いですし、餌を与える方も悪気はないのでしょうけど、絶対に餌を与えてはいけません
餌付けされたキツネは餌をもらえると思い込んで道路に出てくるようになり、結局いつかは轢き殺されてしまうことになるのですし、キタキツネと触れ合うのは大変に危険な行為です。キツネが持っているエキノコックスとうい寄生虫をうつされると、命にかかわります。
 
   
扇形展望台を出るとすぐに覆道があります。銘盤はなく、覆道の名称はわかりませんでした。
最初の覆道を抜けると、間髪いれずにまた覆道です。
二つ目の覆道を抜けるとまたすぐに覆道。覆道が三連続でした。
地図中4

三つ目の覆道を抜けるとチェーン着脱場があり、ここが白樺峠(標高900m)となります。この峠は西ヌプカウシヌプリと東ヌプカウシヌプリの丁度鞍部となり、その名前のとおり、白樺が沢山生えています。

白樺峠には東ヌプカウシヌプリへの登山口があり、登山客の車が結構停まっていました。
峠の道路わきには千畳くずれという立て札が立っているので見てみると、なるほど斜面に岩が崩れ落ちて積み重なっています。
これ自体はたいしたものではありませんが、ここらはナキウサギの生息地だそうで、運がよければナキウサギに出会えるかもしれません。
 
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