...
 北海道 道路レポート"カントリーロード" >> 道道レポート >> 後志 >> 主要道道58号倶知安ニセコ線 >> 第1部
 
倶知安ニセコ線 第1部
起点→倶知安側ゲート
 
倶知安ニセコ線TOP 次の区間>>
 
倶知安の市街地を南北に貫く国道5号の、倶知安駅の南側から西に向かって分岐するのが主要道道58号倶知安ニセコ線です。起点すぐにはヘキサがあり、二桁の番号が主要道道を主張しています。
地図中1

少し行ったところで白い欄干の双観橋を渡ります。この橋は、JR函館本線と、一級河川尻別川水系の倶登山川を一跨ぎにしています。倶知安の市街地は川の東岸に集中しており、西岸に渡ると同時に一気に建物が少なくなります。
道路は林の中へと入っていき、カーブを繰り返しながら山へと登っていきます。カーブが多いとはいえ、それほど急というわけでもなく見通しも悪くないので快適に走れます。
高くなってくると後方には羊蹄山の威容が望めます。一方、前方に聳える綺麗な三角形の山が、スキー場として大変に有名でありニセコ連峰の主峰であるニセコアンヌプリ(1.308m)です。
ニセコアンヌプリとはアイヌ語で、"絶壁にある山"を意味します。絶壁に山?何か変ですよね。それもそのはず、どうやらこの名称は生粋のアイヌ語地名ではないようなのです。昭和前期にとある大学の山岳部員によってつけられた、いわゆる"幽霊アイヌ語地名"のようです。この山本来の名称は"家のような山"という意味のチセネシリと考えられ、実際、山の形もこちらの名称の方が合っています。
ニセコアンヌプリには、ニセコグランヒラフニセコ東山ニセコアンヌプリ国際と、実に三つものスキー場がひしめいており、まさにスキーのメッカです。
この辺りの山地はニセコ連峰の火山活動によって形成されています。約200万年前から活動が開始され、一番最近では6,000年前、ニセコアンヌプリの北にあるイワオヌプリの噴火の痕跡があるとか。
ちなみに北海道の山というのはほとんどが火山活動によって形成されているということで、造山運動で形成されたのは日高山脈と夕張山地だけだそうです。
やがて前方に台形状の面白い風体の山が見えてきます。これが、6,000年前に噴火したとされるイワオヌプリ(1,116m)という山です。"硫黄の山"という意味で、その名前のとおり、硫黄を産出していたようです。天辺がギザギザとしており、まるで王冠のようですね。イワオヌプリは活火山であり、今なお噴気があがるそうです。
地図中2

ワイスホルン
(1045m)に広がるニセコワイススキー場への分岐を過ぎるとゲートがあり、そこから車線が減少します。冬期間にはこのゲートから先が封鎖され、倶知安ニセコ線はほぼニセコワイススキー場に行くためだけの道となります。

ニセコワイススキー場は玄人向けのスキー場です。レストランや器具のレンタルもありませんし、なによりもリフトが運行されておらず、登坂には圧雪車を利用することになります。コースも初心者向けではなく、中級以上向けです。
 
倶知安ニセコ線TOP 次の区間>>
 
 北海道 道路レポート"カントリーロード" >> 道道レポート >> 後志 >> 主要道道58号倶知安ニセコ線 >> 第1部