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| 市街地の中の狭い道路をくねくねと進むと、オレンジ色の道路情報版が表れます。 |
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地図中1
その後、市街地を抜けるとゲートにたどり着きます。ここからが、しばしば落石通行止めになる区間です。 |
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ここはサンタロナカセ岬と呼ばれています。
この名前の由来として、海岸に並び立つ二つの岩にまつわる悲しい伝説が残っています。
昔、この地に三太郎と嫁、その息子が住んでいました。ある日息子が漁に出たまま戻ってきません。三太郎夫婦は来る日も来る日も、恵山の方の海を磯辺から眺めながら泣き続け、とうとう岩になってしまいました。この二つの岩は立岩と呼ばれ、そしてこの地は三太郎泣かせと呼ばれるようになったのです。 |
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切り通しの合間をくねくねと縫い進みます。この切り立った崖はなかなか迫力があります。
まったく、先ほどまでの山の中のつまらない区間と同じ道とは思えません。 |
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記録によると、この道には隧道が9本存在していました。しかし現存する隧道は7本です。ということは、2本が何らかの形で失われているということを意味します。
この写真を撮った地点の次の左カーブ直後の切り通し(地図中2)は、以前は隧道であったと思われます。記録と照らし合わせると、おそらく延長10mの日浦9号隧道です。いつ切り開かれたかはわかりませんでした。
ちなみにこの道はサンタロトンネルができるまでは国道でした。 |
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上の写真でも写っていますが、元日浦9号隧道の切り通しに続く切り通し(地図中3)も、昔は隧道であったと思われます。日浦8号隧道(延長23m)がそれにあたると思われます。
この二箇所の切り通しが、失われた2隧道の痕跡であると思われます。 |
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06/9/1追記
5年前、2001年時の、まだ切り開かれていない現役の日浦8号隧道です。落石覆いが取り付けられているなど、一応の防災対策は成されていたようですね。
この写真は"えのページ"のえさんより提供を受けました。ありがとうございますm(__)m |
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| さあさあ、いよいよこの道路のクライマックス、日浦洞門が見えてきました。海岸沿いに連続する複数の隧道。こうして俯瞰しているとワクワクしてきます。 |
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うっほ〜〜〜い!
地図中4
最初に表れるのが日浦7号隧道(延長16m)です。
隧道手前には親切にも駐車スペースがありますので、車をここに停めてじっくりと散策。
他にも停まっている車がいましたが、残念ながら同好の士ではなくて釣り人のもののようです。 |
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早速、最初のトンネルへ侵入。坑口部分には近年設置された落石覆いがあります。隧道内は素掘りにコンクリート吹きつけです。
ここで問題が…
反対側の坑口脇の岩壁に、うっすらと白で6号と描いてありました。
あれ?? これ6号なの?じゃあ7号はどこに?
もしこれが6号隧道だとしたら、延長は12m。 |
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地図中5
一直線に並ぶ四隧道の二つ目。落石覆いの柱には5号トンネルとあります。
ということは日浦5号隧道?データでは5号隧道は延長5mの短い隧道となっています。しかし、あきらかに10m以上あるのですが… |
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地図中6
三つ目の隧道には4号トンネルとあります。記録では日浦4号隧道は18mの長さがあります。
しかし、写真でも分かるように、これは明らかに18mもありません。むしろ延長5mの日浦5号隧道がこれにあたると思われます。 |
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地図中7
一直線に続く4隧道の最後の隧道には特に名称が記されていませんでした。もし、現地での表記を信じるのであれば、これは順番から言って3号隧道となるのでしょう。
しかし、記録と照らし合わせると、この現地の表記が間違いであるという確信を持たずにはおれません。
私の見解では、最初の6号と記された隧道が、日浦7号隧道、続く5号トンネルというのが日浦6号隧道、その次の短い4号トンネルが、日浦5号隧道、そしてこの4番目の隧道が日浦4号隧道だと思います。 |
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地図中8
日浦4号隧道と思われる隧道を出ると道は右にぐいと曲がり、すぐに次の隧道が。一緒に行った天空開発に、隧道の小ささをわかりやすく示すため写ってもらいました。これは日浦3号隧道(延長17m)と思われます。
しかし… |
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あれ?1号って書いてある!? しかも逆…
4号と1号の間に一本しか隧道無かったし、隧道はこの先にも存在するし。これで現地の表記がアテにならないことがよくわかりました。
上下逆ということは、おそらく資材にあらかじめ名称が振られていたけれど、資材がその名称どおりの隧道に使用されなかったとか、そんなところではないでしょうか?最初の岩壁にかかれた6号の文字は、ずれた番号にあわせてしまったとか。
とにかく、これは日浦3号隧道で間違いないでしょう。 |
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地図中9
ゆるく右にカーブしながら続く次の隧道が。これは日浦2号隧道。延長はずば抜けて長く、50mもあります。 |
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地図中10
日浦2号隧道を抜けると、延長10mの日浦1号隧道が続きます。この日浦1号隧道が最後の隧道となります。 |
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日浦1号隧道を抜けてから振り返ってみました。日浦1号隧道の向こうに見えるのが、最長の日浦2号隧道です。
隧道上部のワッフルや、各隧道坑口部の落石覆いは近年の防災工事で設置されたもののようです。 |
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06/9/1追記
5年前、2001年の日浦1号隧道です。まだ隧道上部にワッフルが設置されておらず、さらにもともと隧道の上にはこのような岩体があったのが大分削り込まれたのだということがわかります。
この写真は"えのページ"のえさんより提供を受けました。ありがとうございますm(__)m |
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| 隧道群をあとにするとすぐにゲート。目前にある窓の並んだ構造物は、国道278号サンタロトンネルの坑口です。このサンタロトンネルの開通によって、日浦洞門は国道の地位を退きました。 |
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サンタロトンネル坑口脇を通り、現国道に合流します。右手にはすぐにサンタロトンネルが口を空けています。
これで、函館恵山線の旅は終わりです。前半部はまったく退屈な駄道でしたが、女那川〜終点はずば抜けて面白い道路でした。事実、この後何度もこの区間を行ったり来たりしてしまいましたよ。満足満足。 |
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