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倶多楽湖公園線 第2部
扇型展望台→終点
 
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登別市から白老町への境界手前で左へ分岐があります。倶多楽湖を見渡す扇型展望台への分岐です




扇型展望台
扇型展望台は、その名前の通りの扇型をした施設。車5台程度分の駐車場と、駐車場に隣接する展望台から成っています。
展望台からは倶多楽湖を俯瞰することができます。地図の上でも、コンパスで描いたような正円を確認できますが、実際に見てみるとその見事な"丸さ"に関心しきり。カルデラ湖といえば思い浮かべる形状は円ですが、ここまで見事な円は、そうそうありません。北海道内で自然の作った"円"というのは、倶多楽湖とあとは羊蹄山くらいなものでしょう。
 










































扇型展望台から白老町に入り、センターラインが消えて狭隘区間に入ります。11月頭ということもあり、日陰部分にはちらほらと雪が見えます。この道を訪れる前にオロフレ峠を越えてきたのですが、オロフレ峠はすでに積雪路面でした。オロフレ峠と比べるとここは標高は大分下がりますが、ここが雪に埋もれるのも、そう遠いことではなかったことでしょう。
倶多楽湖を左手に見ながら狭隘区間を走ります。季節が季節ですので倶多楽湖が見えますが、盛夏であったら生い茂る緑に阻まれて、満足に湖面を拝むことはかなわないでしょう。
交通量はそこそこあり、わりと頻繁に対向車と出会いました。幅員は、すれ違うには必要十分なだけ確保されていますので、すれ違いのたびに待避所に逃げ込む必要はありません。
道は下っていくのですが、途中、落石防止のためでしょうか、柵が設置されています。もしかしたら落石ではなく、雪崩防止かもしれません。
地図中1

道を下りきると、倶多楽湖畔にあるレイクハウスの駐車場があります。


















倶多楽湖レイクハウス
倶多楽湖畔には広い駐車場がありますが、訪れたときは他に停まっている車もいなく、ひっそりとしていました。以前、もう少し早い季節に訪れた時も他に車も人もいなかったと記憶しています。
5月から7月にかけて倶多楽湖ではヒメマス釣りが解禁されるので、ここのレストハウスでボートを借りるて釣りを楽しむことができます。おそらく、人々が積極的にここを訪れるのはその季節のうちだけなのでしょう。

レストハウス脇には湖畔へ降りる通路があります。

周囲8km、直径約3km程度の湖ですが、水深は147mもあります。流出入する川はありません。全国でも一位二位を争う水質の良さを誇り、特筆すべきはその透明度。なんと20m近くもあり、透明度で有名な摩周湖と肩を並べるほどなんです。透明度が高いということは栄養が少ないということなので、もともと生物はあまり棲まず、サンショウウオがいる程度の湖でした。しかし、20世紀初頭からヒメマスの養殖が行われるようになりました。
観光開発の手はほとんど入ってなく、人気の無いひっそりとした湖です。先ほど通った登別市側の地獄谷近辺と同様、今なお活動を続ける倶多楽火山によって作られた地形にも関わらず、モクモクと煙を吐き出し、ジェットエンジンのごとき轟音を轟かせていた登別市側とは打って変わって非常に静謐な空間。湖畔に立つとその静けさには驚かされます。ただただシンとしている中に波の音だけが響き渡っています。
 









倶多楽湖畔を過ぎると、道は再び登っていきます。標高が高くなるにつれ、雪が路肩にちらほらと。

ところで、倶多楽(くったら)という名前、愉快だと思いませんか?脱力系の響きが私は気に入っています。
倶多楽の語源はアイヌ語の"クッタル・ウル"で、その意味は"虎杖(イタドリ)の群生するところ"です。白老町の虎杖浜という地名も、ここからきているようです。

やがて道は下りに転じ、左手には太平洋が広がります。
カーブごとにぐいぐいと標高を下げていきます。
地図中2

やがて2車線区間に入ります。
2車線になってから1.2km程進むと再び登別市です。

白老町の区間では、分岐している林道は数本あるものの、一本も白老町内のほかの道とは通じていません。

 
終点
進むにつれて建物が多くなってきます。登別市に入ってから約3kmで道道2号と合流。ここが、道道350号倶多楽湖公園線の終点となります。
 
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