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襟裳公園線 第1部
終点→襟裳岬
 
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終点

えりも町の中心街から南にやや行ったところで、道道34号襟裳公園線は国道336号から分岐しています。

道道も国道も同じ地点を結びますが、襟裳岬を経由する襟裳公園線に対して、国道336号は内陸の追分峠で日高山脈を越えます。
分岐してすぐ、歌別の小さな集落を抜けます。この道道は襟裳岬へ行く観光道路であるだけではなく、地元の人々の生活道路でもありますので、交通量はわりと多いほうです。
左手の丘陵に広がるのは町営牧場であり、肉牛が放牧されています。
2km程続いてきた追い越し禁止が解除に。2km程で再び追い越し禁止がかかるまでは直線が続きます。

この道道の西半分は、スローペースで走る車が多い割にはなかなか追い越しのチャンスがありません。あまりにスローな車の後ろについてしまったら、このチャンスを逃さずに前に出てしまったほうがいいでしょう。
















































































地図中1

再び追い越し禁止がかかると、丘を登ったり下ったり曲がったりして進み、『西東洋覆道』という、西なのか東なのかわからない名前の覆道をくぐります。
しばらく下り、丘の合間を縫って再び登っていきます。

このあたりから、風景が面白くなってきます。氷河期に氷河に削られることによって形成された丘陵が広がっています。そこにはあまり高い植物は生えておらず、まるでカーペットのような表面になっています。
地図中2

また覆道があります。『佐藤地先覆道』です。
その先は無人の丘陵地帯が広がります。その合間を辿りつつ、丘のてっぺんへと登っていきます。
丘の上に上りきると、左手にパーキング。
この辺りまで来れば日によってはかなりの横風に煽られます。それもそのはずで、襟裳岬は強風の名所なんです。
吹流しも立っています。この日はあまり風も強くないようでした。ここの風は本当に面白いくらい強いので、風が無いというのもやや物足りないような。
再び海に近づいてきました。右手に海が見えてきます。
ちょっと左に視線を移すと、左手にも海が。
もはやここは北海道の先っぽ。右にも左にも海が迫っているのです。両側を海に挟まれる道というのは、変な気分がするものですね。

 
地図中3

先っぽまで来ると、襟裳岬の駐車場への入り口があります。
 


襟裳岬
駐車場はかなり広いですが、休日ともなるとびっしりと埋まってしまうこともしばしばです。お土産やと食堂が立っており、♪襟裳の春は何もない春〜とBGMがかかり、最果て感を演出しゅています。岬の展望台へは、駐車場脇から伸びる道を少し歩くことになります。
展望台からの景色には度肝を抜かれることでしょう。高く急峻な岸壁に、入り江に打ち寄せる荒波、海のさらに先を目指して点々と続く岩礁…ド迫力です。北海道の背骨たる日高山脈が南下しながら徐々に高度を下げ、ついに太平洋に落ち込む地が、この襟裳岬です。即ちこの展望台、そして岩礁は、日高山脈の尾根ということになります。
岬の突端へは遊歩道が続いているので歩いていくこともでき、そこからの景色もすばらしいです。何せ突端ですから、視界の300度程は海!地球の丸さを実感できます。ただ、この襟裳岬は強風の名所であると同時に霧の地です。晴れた襟裳岬を望むためには、ある程度の運か数回の訪問が必要となってしまうでしょう。

後ろを振り返ってみると、ここが北海道の突端であるということを体感できます。向かって右手は釧路から、左手は苫小牧から、この襟裳岬へ向かって海岸線が延びているわけです。相当天気に恵まれていないとこの景色をはっきりと望むことはできませんが、この景色はぜひとも体験してみて欲しいものです。
 
 
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