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上幌内早来停車場線 第1部
未舗装区間
 
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厚真ダム
上幌内早来停車場線起点に位置する厚真ダムは、灌漑を目的とする中心遮水ゾーン型フィルダムというタイプのダムで、1959年から建設を開始し、1972年に完成しました。堤高38.2m、堤頂長222m、総貯水量は10,080,000㎥です。ダムが位置する自治体は厚真町で、これは"あつま"と読むのですが、厚真ダムの読みは"あづま"と濁ってしまうようです。
厚真ダムが形成するダム湖には特に名称はありませんが、かなり大きなものに思います。釣人がしばしば訪れて糸を垂らしているようです。
 
 






























































































































































































































起点

厚真ダムの脇から砂利道をまっすぐ下っていきます。

上幌内早来停車場線の起点からしばらくの区間は道道北進平取線との重複区間となっています。とはいっても開発道路にも指定されている北進平取線は未開通の区間を多く残す路線であり、この上幌内早来停車場線重複区間には2008年現在のところ安平町側からもむかわ町側からも接続されておらず、実体の無いものとなっています。



地図中1

すこし下ったところから舗装が始まることは始まるのですが、これが大変ボロボロです。砂利道よりもかえって走りにくいかもしれません。
坂を下りきったところで右手からY字に道が合流してきます。右手に広がるのは厚真ダムキャンプ場です。
このY字分岐地点には炭鉱厚真川林道という看板が立っています。炭鉱厚真川林道は厚真ダムから更に東に進んでむかわ町穂別へ至る林道で、交通量は結構あるようです。道道起点である厚真ダムから林道が始まるようですけど、看板はわかりやすいように手前に設置してあるのかあるいはここからが林道なのか?
キャンプ場を過ぎると、やや開けた中をまっすぐと狭くボロボロな舗装路が延びています。
地図中2

奇妙な印象を受けますが、厚真川を渡る橋だけはセンターラインも引かれた二車線幅を有しています。きっと橋が架けられた時には前後の狭い道も拡幅するつもりだったのでしょう。




































































































橋を渡ると未舗装になります。よく締まった、凸凹もあまり無い極上の砂利道です。周囲の風景ものどかなもので、なかなか心地よいドライブです。

しかし、実は厚真ダムの下流には厚幌(あっぽろ)ダムが建設されることになっており、完成の暁には厚真ダムの直前までの範囲が水没してしまうのです。今走っているこの道も、先ほどのキャンプ場も、この風景も何年か後には水の底…
谷が少し狭くなり、道は幅員を狭めつつ山際に張り付くように進みます。やや見通しの悪いカーブがありますので注意のこと。
地図を一瞥したところでは山奥のダムで終わる盲腸線でしかありませんが、厚真川林道や炭鉱厚真川林道への連絡路ということもあってか案外車の行き来が多い道です。

 
標識を見ると…

注意
CAUTION


あ…あめりか語!?なぜ!?
地図中3

ここで右手へと分岐していく道は厚真川林道です。峠を越えて夕張市の国道274号へと続いていますが、2008年現在のところ一般車通行止めのようです。
ダムに沈むとはいえ、道道自体がなくなってしまうわけではありません。厚真ダムの管理や林道への連絡路として必要な路線ですし、将来的には北進平取線の経路となって安平町と平取町とを結ばねばならないのですから、代替路の建設がしっかりと進められています。

写真中央の土手の上に見える、右下へと傾く直線が建設中の新道で、よく見るとトンネルが口をあけています。新道は龍神の森トンネル(L=333.5m)など立派なトンネルを複数持った、現在の未舗装道路からは考えられないような近代的なものになります。
道路のところどころには待避所も設けられていますが、道幅は十分広いので、待避所を活用せずともすれ違いにはさほど苦労しません。

前方に新道の高い橋が見えてきました。これからあの下を掠めます。
天を突かんばかりに立ち並ぶ橋脚群は迫力があります。上部に赤と青の二本の線が書き込まれてますけど、満水時にはあそこまで水がいっちゃうんでしょうね。ここは完全に水の底かあ。
橋脚群を過ぎたところで砂利道は終わります。センターラインもある対向二車線路が始まりますが、舗装はやはりボロボロです。新道建設に携わるダンプなどが頻繁に通っているので痛みもするでしょうが、もうわざわざ直したりはしないのでしょうね。
 
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